システムエンジニアのリーダーの苦労

システムエンジニアでリーダーに任命されたものの、苦労の連続だったという方はとても多いです。
まず、システムエンジニアは、例えばネットワークのインフラの設計や、データベースの設計・構築などとそれぞれの専門に特化したスペシャリストを目指す傾向があります。
ところが、まとめ役となるとこれだけではダメで、多くの知識を付けなければなりません。というのも「リーダーは大抵の事は知っている」と思う方も多く、何かあれば助言を求めて来ます。
しかし、助言しようにもそれについて知識がなく答えられない、という時がよくあるそうです。

近年では情報の流れが本当にはやく、次から次へと新しい技術が出てきます。
そのため、今まで以上の努力をして学ばければならないのです。
とはいっても、全て知っているというのは理想ですが現実的には困難です。
では、どうするのかというと、一つは「役割を明確にする」というやり方があります。
つまり、理想ではあるものの実際には何でも出来るわけではないので、役割はどういうものなのか明確にするということです。

もちろん、各自の役割と責任も明確にしておきます。
そうすれば、明確になっているため問題はそこまで起こらないのです。
このようにリーダーとなると、一般のシステムエンジニアとは違う知識や役割を求められます。
そして、今まで以上、努力を求められるということに苦労を感じます。
しかし、それだけ苦労の連続だからこそ、やりがいに繋がり、達成感もより強くなります。